初めてマキタの掃除機。
一番困ったことはその種類の多さでした。
どれも同じに見えてしまうフォルムは、何が何だかわかりません…。
しかも型番がものすごい種類あるので一つずつ確認しながら選ぶのは相当な時間が必要です。
そんな面倒な事やってられないですよね(^^;)
ここでは、マキタの掃除機を初めて買う人向けに選び方のコツを解説しています。
ポイントは3つ。
ポイントさえ分かれば、比較的簡単に自分にあった掃除機を選べるようになります。
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もくじ
マキタ掃除機の選び方【3つのポイント】
マキタの掃除機は種類がとても豊富で、初めて選ぶときは何がなんだかわかりません。
たくさん種類がある中で知っていると選びやすいポイントが3つあります。
電源スイッチの違い
- トリガー式
- スイッチ式
ごみを捨てるときの違い
- カプセル式
- 紙パック式・ダストバッグ
バッテリーの違い
- 内臓タイプ
- 外付けタイプ
(容量が大きくなるにつれて長時間運転+重くなる)
型番など組み合わせが多くあり、迷ってしまいますが…
この3つさえ頭に入れておけばマキタの掃除機は自分好みで探すことができます。
まずは型番を探すより自分が何を重視したいのかを考えると、グッと選びやすくなりますよ(^^)
一つ注意点をあげると、トリガー式を購入したい場合は必然的にカプセル式にしなければいけない点です。
トリガー式×紙パック式
の組み合わせはできないのでその点だけ注意してくださいね。
マキタの公式サイトでクリーナーの仕様についてPDFがありました。もっと細かく比較したい場合は参考になると思います。
それではマキタの掃除機を選ぶポイントを1つずつ解説します。
ポイント1.電源スイッチの違い
電源のスイッチの形が2種類あります。
- トリガー式
- スイッチ式
トリガー式
指で電源を押し続ける事で運転するタイプ。オンオフをこまめに切り替えることができます。
比較的に短時間で使いたい場合に便利。
反対に長時間がっつり掃除機をかけたい場合は、指が疲れてしまうのでスイッチ式がおすすめです。
トリガー式が搭載されている掃除機はカプセル式の掃除機のみ。
したがって、トリガー式×カプセル式の型を選ぶことになります。
スイッチ式
電源を入れたらオフにするまでずっと動き続けます。
一回の操作で吸い続けてくれるので指が疲れず、一気に掃除する時に重宝します。
電源が入っている時に移動したり、ものをどかしたりする場合も運転し続けるのでバッテリーの消費も多くなりがち。
ポイント2.ごみ捨て方法の違い
マキタの掃除機はゴミ捨て方法が選べます。
掃除機の種類を大きく分けると2つ
- カプセル式
- 紙パック・ダストパック
カプセル式
ダイソンの様に直接ごみを本体にため込むタイプ。
紙パックが必要ないのでコストがかからず、余分な費用がかかりません。
ただし、カプセル内に直接ごみをためるので捨てる時に丸見え。紙パック式よりも汚れやすく定期的なお手入れが必要です。
使っていくうちにフィルターの汚れは落ちにくくなり、目詰まりしたり破れたら交換します。
紙パック式・ダストバッグ
使い捨て紙パックを掃除機にセットして使うタイプです。
吸ったものは紙パックごと捨てれるので汚いごみを見ることありません。
紙パック式対応なら付属で繰り返し使えるダストバッグも使えます。紙パックを繰り返し使うイメージです。
紙パックは汚れを直接触りたくない人におすすめです。
ダストバッグは紙パックの様に使い捨てではないので、袋に入ったごみを取り出す必要があります。節約できるけど手入れが必須となります。
同じ機械で使い分けが可能。
マキタの紙パックはやや小さめなのでちょっと変える回数が多くなるかもしれません…。
ハンディクリーナーの本体の小ささ故のデメリットです。
ポイント3.バッテリーの選び方
マキタの掃除機はバッテリーの種類がすごく多いです。
たくさんあって嬉しい反面…どれがいいのかわからない事態に(^^;)
バッテリーはボルト(V)の違いで4種類あります。
- 7.2V
- 10.8V
- 14.4V
- 18V
ボルトの違いは運転時間と吸引力の差に関わっています。
ボルトの大きさが小さければ運転時間(バッテリーの持ち)が短いですし、吸引力も小さくなります。
逆にボルトが大きければ運転時間と吸引力も強力。…が値段も高いです。そして重くなります。
生活スタイルにあったマキタの掃除機の選び方
それぞれの特徴を知ったところで何を選べばいいのかまださっぱりだと思います。
バッテリーごとでお勧めできるポイントをまとめました。
家庭用で特に人気があるのは「10.8v」(CL107FD)
また、スイッチ式で吸引力の調節ができるのも人気の秘密だと思っています。
- 標準
- 強
- パワフル
標準は掃除機の中では「弱」の扱いでいいくらい頼りない吸い込みです。
そのため、普段使うのにストレスないのは「強」か「パワフル」になります。
10.8Vはバッテリーの重みも少なくサッと使いたい場合はかなり使い勝手が良いモデルでした。
Amazonの評価もよく、一番人気ですね。私も初めてのマキタで「10.8V」がセットになった紙パック式の掃除機を買いました。
業務用として吸引力、運転時間を重視するなら18V
重いけど、馬力はマキタ掃除機の中で一番あります。
1つのバッテリーで家中を掃除したい、とにかく強力な吸引力が欲しいなら18Vの掃除機を選ぶとよいでしょう。
ただし、掃除機本体とバッテリーそれぞれがマキタの中では一番高く23000円~30000円。
紙パック・スイッチ式
値段の安さ、手軽さなら7.2V
バッテリーが安く、第2の掃除機として使いたいなら7.2Vでよいでしょう。
値段も10000円前後で購入できます。
ただ、バッテリーの容量は少ないので運転時間や吸引力は期待できません。
部屋中をがっつり掃除したいなら不向き。
値段は安いけどバッテリー内蔵型はおすすめできない
個人的にバッテリーが内蔵されているものはおすすめできません。
と言うのも、ダイソンを使っていたときにバッテリーが交換できないことで5年で買い替えになった経験があるから。
バッテリーだけを買いたいと何度思ったことか…
マキタをおすすめする理由の一つに、部品ごとの交換ができるメリットがあります。
もちろんバッテリーも買い替え可能。値段も掃除機を1台を買い替えるよりは安く済みます。
ぜひマキタの掃除機を使うからにはそのメリットを最大限に生かしてほしいです。
値段は一番安くて、壊れたら買い替えるからいいというなら内蔵型でいいと思います。
注意しなければいけないマキタのバッテリー事情
すごくたくさんのバッテリーの種類があるマキタですが、注意しなければいけない事があります。
掃除機の種類によって使えるバッテリーが違うことです。
例えば
本体が10.8Vの場合は14.4Vや18Vのバッテリー不可
本体が10.8Vならずっと10.8Vだけ。
本体が14.4Vならずっと14.4Vだけ。
掃除機本体で対応しているバッテリーが違います。吸引力や運転時間をもっと強力にしたいと思っても、別のボルトのバッテリーは使う事ができません。
ただし以下の条件なら可能です。
10.8Vで1.5Ah(アンペア)のバッテリー
↓
10.8Vで4.0Ahのバッテリー
は対応しています。
バッテリーはボルトによって充電器も違う
画像には7V用の充電器が写っていませんが、7Vは7V用の充電器しか使えません。
挿し口が違うので間違って使う事はないですが、バッテリーごとで掃除機本体、充電器がそれぞれ決まっているので注意しましょう!
ももりん
14.4V、18Vのバッテリーじゃなくても10.8Vで吸引力の応用が可能
バッテリーの大きさによって吸引力や運転時間が変わることは先ほども説明しました。
それならバッテリーの容量が大きい方がいいに決まっている!
確かにそうなんですが…14.4Vと18Vのバッテリーじゃなくても10.8Vでも同じような吸引力を出す方法があります。
10.8Vのバッテリーの予備を購入する選択
マキタの掃除機の強みはバッテリーを何度でも交換できる事です。
1つのバッテリーでは家全部を掃除しきれなくても、2つバッテリーがあれば例え途中で充電切れになってもバッテリーを交換すればいいだけ。
予備のバッテリーを持っていれば家中の床を強力パワーで掃除できますよ(^^)
また、10.8Vはマキタの中では軽めなので重さによる腕の負担も減らせます。
このように10.8Vのバッテリーを複数もっているだけで、18Vのようなパワーがある使い方もできるようになります。
最終的に選んだのはマキタの掃除機10.8V(CL107FD)
選んだ理由
- できるだけ軽い方がいい
- 面倒な手入れはしたくない
- できるだけ吸引力もほしい
この3つを兼ね備えていたのがCL107FDでした。
型だけを言われても分かりにくいと思うので、もし同じものを買いたいと思ったなら先ほども書いたように3つのポイントを気を付ければ大丈夫です。
- スイッチ式かトリガー式かを選ぶ
- 紙パック式かカプセル式かを選ぶ
- 好みのバッテリーを選ぶ
型(モデル)がよく分からない場合などは書いてある情報をもとに自分の好きな掃除機を選ぶと良いです。
また、
Amazonや楽天などでも買える場合も同様で、型が分かればそのまま検索し、分からない場合は詳細を見て自分の好きなタイプかを区別すると間違いが少なくなります。
マキタの公式でも以下の型が分かる表がありますので不安な方は見ておくと良いかもしれません。
参考資料:マキタ掃除機の各クリーナーの仕様について
生活スタイルで掃除機の選び方は変わる
今回私はダイソンからマキタに乗り換えて買ったけど、みんながみんなマキタをお勧めできるとは思っていません。
私の基本的な考えは「吸えばよし」。ダイソンはすごくかっこよくて吸引力もよく、自慢の掃除機でした。
じゅうたんにめり込んだ髪の毛やほこりを見事にとってくれましたし!
ただ、
バッテリーの交換ができればいいのに…
大き目のごみは吸ってくれないんだ…
ちょっと重たいかも…
手入れが面倒だな…
使っていくうちに自分には合わないなと気づいたんですよね。
購入したのが5年前なので今では改善されている部分もあるけど、当時は掃除機なのに米粒とかお菓子のカスを弾いてしまうのはちょっと許せなかったし、すごくストレスを感じていました。
そんな経験があったから、次に買う掃除機はダイソンと真逆の掃除機を買おうと決めていました。
- 軽い
- シンプル
- 紙パック式
- バッテリーの交換ができる
- 余分な機能がついていない
見事にマキタの掃除機がピッタリで、買って本当によかったです。
値段的にも掃除機にしてはかなり安く、2階用にもう1台検討してもいいかなって思っています。
マキタの掃除機の選び方まとめ
もう一度、マキタ掃除機の選び方を復習します。
電源スイッチの違い
- トリガー式
- スイッチ式
ごみを捨てるときの違い
- カプセル式
- 紙パック式・ダストバッグ
バッテリーの違い
- 内臓タイプ
- 外付けタイプ
(容量が大きくなるにつれて長時間運転+重くなる)
3つのポイントをもう一度確認して自分ピッタリの掃除機が見つかるといいですね(^^)
トリガー式・カプセル型
【家庭用人気モデル】
紙パック・スイッチ式
10.8V カプセル・スイッチ式
10.8V カプセル・トリガー式
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